最近、少しずつ私くらいの世代(30代)の活躍が目立ってきているような気がします。
私はNHK NEWS WEBをよく見ますが、「この特集、よく調べたな。」と思って最後まで読むと、ライターが私くらいの年代の人だったりします。
たとえば、この記事。
都内でよく見かける「公道カート」についての特集です。
最後に編集者の名前が写真付きで載っていますが、若ぇ。
こういうのを見ると、「最前線で頑張ってる人も多いんだなあ。そうか、俺らってそういうお年頃なのか。」と思ってしまいますね。
私はいまだにそういうのとは無縁ですが。
公道カートというのは、一般道を走れるカートのことです。
都内では最近しょっちゅう見かけます。
外国人観光客に人気らしいのですが、めっちゃ浮いてるんですよ。
マリオカートのコスプレをしているし、車高がやたら低い。エンジン音はゴーカートだし、体むき出しで危なっかしい。
そしてドライバーがノリノリ。目を合うと手を振ってきます。
バナナの皮を投げてやろうかと思いますね。
はたらく車がたくさん走っている大通りの中に、一部観光で浮かれちゃってるマリオやヨッシーが混じっているんです。
それを見てみんな「なんなんだあれは?」と思っています。でも、どこをツッコんだら良いかわかりません。
「え、これ法律的にいいの?ていうかマナー的にどうなの?」
て思ってぽかーんとしてると手を振ってくる。
あっけにとられていると、後ろから「このままでは日本は餓死する」などと書かれたトラックも走ってきたりして、もうなにがなんだかわからないわけです。
そこに、NHKの若手記者がタイミングよく特集組んできました。
昔ながらの考え方でいえば、公道カートなんて「バカバカしい」と一笑にふすような話です。
昔から「寝言は寝てから言え」と言いますが、それと同じく「マリカはゲームでやれ」と言って終わりにすれば良いような話です。
最近マリカの新作出たしな。
今までは、社会全体がそうした風潮だったように思います。よくわからない流行りに対して「社会の闇」とか「手に負えない人たち」といった見方が主流でした。
しかし、ここ最近はこうした「バカバカしいこと」について、「問題点や活かし方を真剣に考えてみようでないの?」という意見が増えています。
公道カートについては、その危険性と現行の交通法との整合性を吟味した上で、「いろいろ課題はあるけど、観光資源として使える面もあるよね。これからどうしようね。」といった未来志向の話になっている。
新しい流れですね。世の中ちょっとずつ変わってきています。
ここで記事を終わりにしようと思いましたが、文字数が少ないので公道カート特集について適当にまとめました。
リアルマリカってありなの?なしなの?
公道カートは外国人に大人気で、みんなインスタに写真を投稿してる。
日本で運転可能な国際免許があれば誰でも運転できるよ。
でも、時速60kmも出るのにシートベルトもヘルメットも着ける義務がない。
なんでかっていうと、今の法律では「原付」扱いになるから。
法律の合間を縫って、ずるい。
運転マナーも悪くて、事故がいっぱい起こってる。けが人は出てないのが幸いだよ。
カートから降りて写真なんか撮ってるよ。ゲームのマリオはそんなことしないんですけど?
国土交通大臣は「好きなのはわかるけど、危ないから早く法律を作んなきゃ。」と言ってる。
サーキット場を運営してるプロは「今の公道カートはタイヤが露出してるので、髪の毛やマフラーが巻き込まれる可能性がある。」と指摘しているよ。
安全対策の整備とマナーを知ってもらうことが必要だね。