尾張屋

日本はだんだん副業がしやすい国に。政府の「働き方改革実現会議」について

安倍首相が日本人の働き方を変えようとしています。

「働き方改革実現会議」 副業などガイドラインの制定へ / FNNニュース

この会議で話し合われていることは、主に以下の3点です。

①長時間労働をやめよう

②家で仕事をしたり、副業ができるようにしよう

③女性や高齢者・外国人など多様な人がもっと働きやすい環境を作ろう

参考:「働き方改革実現会議」で9項目のテーマを表明する前に、やらなければならないこと / Y!ニュース

このうち①と③は雇う側と雇われる側の立場がぶつかるので課題が山積みですが、②の副業については制度が整いさえすればすぐにでも始めたい人が多いのではないでしょうか。

私が就職したのは10年以上前ですが、そのころから比べると副業のイメージは大きく変わりました。

10年前は否定的に語られることが多かった副業ですが、最近は肯定的にとらえられることが多いことを実感しています。少しずつ容認する会社が少しずつ増えてきましたし、私が若い子と話していて普通にアフィリエイト(ネットを使った広告業のこと)の話が出てきます。経験のある人も多くいます。

私も副業したい人ですが(というかこのブログで少しやってますが)、なぜ副業をしたいのかといえば、ずーっと不景気だった日本で生きてきたせいか「お金は自分で稼がないとあかん」という意識が強いのと、あとは働いていても「価値を生み出せていない」という実感があるからです。あなたはどうですか?

日本は世界第3位の経済大国ですが、一人当たりの生産性でいうとガクッと順位が落ちてしまいます。


引用:一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング / 世界経済のネタ帳

日本人は勤勉で労働時間は世界有数の長さですが、働きまくっている割に生み出している価値が少ない。

なぜこうしたデータが出てくるかといえば、もちろん働かれていない高齢者が多いため平均が下がっているという理由もありますが、日本人の性格として新しいことにチャレンジすることが苦手で産業が生まれてこないからです。

さらに今は安くて質の高い中国製品がどんどん入ってきているし、また将来的にAIが人の仕事を奪うだろうといわれています。

こういった現状を鑑みて、今回の会議では安部首相がこのように発言しました。

「副業・兼業はオープンイノベーションや起業の手段としても有効であります。」

会社ではできない新しいことも副業ならできるんじゃね?ということです。

これから副業が一般的になる流れは変わらないと思われます。

私も必要最低限のお金が稼ぎながら他のこともしたいと思っていますが、まずはアフィリエイト(広告業)からかな。

ビジョンは大きく、実践は足元から。

お金を稼ぐ方法について、学んだらこちらのブログにも書いていきます。