コンピュータウィルス関連のニュースが多いですね。
私の職場でも友人間でも情報が来ていて、けっこう大きな被害も出ているようなので、小さなブログですがここでも周知したいと思います。
ウィルス名
ウィルス名は『WannaCry』。
イラっとする名前ですね。「泣かせたろか」といったメッセージが見え隠れしています。
感染した場合の症状
感染するとパソコンが動かせなくなり、復旧するための身代金を要求されます。
「身代金」は英語で「ランサム」というので、こうしたタイプのウィルスは「ランサムウェア」と呼ばれています。
症状についてもっと詳しく
1、感染したファイル名の最後に「WCRY」拡張子が追加される。
2、身代金を支払ったらファイルの利用が可能になるように暗号化。
3、身代金の支払に関する情報を盛り込んでいる「!PleaseReadMe!txt」というファイルを生成。
4、使用者に300ドルの身代金、ビットコインの支払いを要求。
5、3日以内に身代金を支払わなければ、身代金の要求が2倍になる。
6、7日以内に身代金を支払わなければ、暗号化されたファイルを無断で削除。
感染経路
メールの添付ファイルやウェブサイトなどを経由して入ってきます。
だから、不審なメールの添付ファイルは開いてはいけません。
予防策
1.ネットを使わない(笑)
2.不審なメールの添付ファイル、URLは絶対開かない。
3.Windowsのセキュリティアップデートを行う
4.ウィルス対策ソフトを最新の状態にする
5.WindowsXPなど古いOSが狙われやすいようです。新しいものを使いましょう。
感染してしまったら
1.パソコンを初期化する
2.身代金を払う。多くの場合、お金さえ払えばロックは解除されるそうです。
3.「一部」のランサムウェアは、セキュリティ会社が復旧キーを無料配布していることがあるそうです。お使いのソフト会社にお問い合わせ下さい。
以上です。快適なネットライフを。