これからの日本をどうしたら良いのか、若手の官僚たちが語ってたよ

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先日、経産省のホームページに熱い文章が掲載されていました。

不安な個人、立ちすくむ国家 〜モデルなき時代をどう前向きに生き抜くか〜

20代30代の若手官僚が今と将来の日本についてまとめた資料です。

ネットですごく話題になっていて、この資料が公開されてから、頭のいい人たちが同意したり反論したり、活発に議論しています。

私は単純に「わあ、すごいなあ」と思ってしまった派ですね。

どんな資料だったのか、いい加減にまとめてみました。

日本ほんとにヤバい。

だからすごい人集めて意見聞いたから。

ヤバい理由というのは、不安がいっぱいだから。

なんで不安かというと、昭和の常識が通じなくなってきているから。

結婚する人が少なくなったし、一生同じ会社に勤める人も少なくなった。

人生100年生きられるようになって、歳をとってからやることがなくなってしまう人も多い。

健康に生きられる年齢が長くなった。長く働きたい人も多い。

でも、みんな定年後は何もしないでテレビ見てるだけ。

だからもう、高齢者を弱者扱いするの、やめない?

また、その他の問題としては、日本の母子家庭の貧困率が突出していたり、

若者が「世の中を良くしたい」と思いながら「自分がやっても効果ないだろ」とも思ってて、その結果自分勝手になっている。

つまり、みんなの活躍の場を作れてないってこと。

でも、価値観が多様化してるから、みんなが共通して活躍できることってのを政府が示すのは難しい。

「お金があれば幸せ」っていう価値観もだんだん薄くなってきてる。

しかしそうはいっても、自分で自分の幸せを探せるかというとそうではない。

だって、SNSが流行ってて、みんな自分が好きな情報しか見ないから、「これが正しいんだ」って思い込ませる情報操作も起こってるわけ。

だから、発想を変えなきゃ。

胃ろうではみんなの価値観が変わったら費用が抑えられたよ。

勤労世代が年長者を支えるのではなく、年長者が子どもを支えるという発想に転換したら、日本はまだまだいけるよ。

変化はここ数年が勝負!見逃し三振はもうしないぜっ!


以上です。

こうした意見は今までもなんども出ていますが、それが官僚の中から出てきて、それが経産省のホームページに載っている、という事実が新しいです。

官僚というと頭でっかちなイメージを私も持っていましたが、けっこう普通の若者言葉なのが「おおっ」て思いました。

また、日本中のありとあらゆる人が見るということで、表現にすごく気を使ってますね。そこも文章を書く身としてはとても参考になりました。

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