気持ちがくさくさしてるときに切り替える方法11選

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いつでも気分良く過ごしたいと思います。

私は以前まで「気分が悪いなら悪いなりになんとなく生きていく…」という感じでしたが、「けっきょく自分の脳の状態が全てらしい」ことに気づき、どうしたら良いコンディションを保てるのか考えるようになりました。

いろいろやってみて「これいいな」と思ったものを挙げていきます。

当たり前のものばかりですが、それぞれバランス良く取り入れると相乗効果を発揮して「つらい」とか「めんどくさい」が無くなって人生肯定的に生きられるようになってきます。

運動

気持ちがすっきりして脳の回転が速くなります。脳に血液が流れていくのがわかります。また運動することで頭が良くなるという効果もあると言われています。

「運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中でさかんに分泌されます。このBDNFが、脳の神経細胞(ニューロン)や、脳に栄養を送る血管の形成を促すことが明らかになりました」

以前は「脳のニューロンの数は生まれたときに決まっており、その後は加齢とともに減っていく一方で、増えることはない」と考えられていた。だが最近では、さまざまな要因で後天的に増えることが科学的な常識となっている。

瞑想

アップルのスティーブ・ジョブズが実践していたことで話題になりました。私は大学の時に禅をかじったことがあり今でもそれっぽいことをしています。「何もない」っていいですよ。そこに何かを見つけるんです、わかってる風なことを言うと。クマのプーさんにこのようなやり取りがあります。

ピグレット「プー、君は何をしているんだい?」
プー「僕は何もしていないをしているのさ」

しかしときどき気づいたら寝てしまって10分集中するつもりが2時間たっていたりすることもあります。

言われる効果としては、リラックスやリフレッシュ、集中力向上やパフォーマンス向上などがあげられる。よく休み、よく働く、そんなことができるようになるというわけだ。

イライラや落ち込みなどに対する自己コントロール力の強化も期待できる。結果としてストレス軽減にもつながるし、心の不穏な動きにブレーキをかけることができるようにもなるかもしれない。

だが、僕が一番感じている瞑想の効果は、「今、本当にやりたいことに気づく」という点だ。好きなことややりたいこと、本音や直感だ。

ウィンドウショッピング

たまに百貨店に行ってブランド品などを見ると「あっ」というインスピレーションを得ることがあります。良いものにはたくさん触れたほうが良いですよ。高いから買わないけど。

会社でストレスたまった時にブラブラしてるとそれだけで何かがスーッと抜けていく感じがありますよね。外出しないでInstagramできれいな写真を眺めるとリフレッシュできるという人もいます。

ショッピングには、脳を刺激するきっかけがたくさんあるからなのです。さまざまなお店で美しいものを見たり、おしゃれなものに触れたりすることで、五感が刺激されて感性も豊かになります。お気に入りのお店を見ることはもちろん、普段は行かないようなお店に足を運んでみることも脳の活性化に役立つのだそう。実際の買い物はもちろん、節約モードのときにはウィンドウショッピングを楽しむと効果的なのだとか!

カフェ

効果はウィンドウショッピングに似ていますが気持ちを整えるのにカフェは最適です。気持ちがくさくさして感覚が鈍ってる時にソファに座って周りの絵や照明を眺め、スチーマーの音や他のお客さんの話し声の中に身を委ねていると「あ、これだ」とピントが合う感覚があります。

作業をするにも少し周りの目があったほうがはかどります。ある翻訳家さんはレストランやカフェをハシゴしながら仕事をしているとのこと。

不思議なことに、わたしたちの脳には「無音状態では集中できない」という性質があります。そのため、静かすぎると逆に落ち着かなくなってしまうのです。
集中力をアップさせるためには、ほどよくノイズのある場所がベスト。ノイズとはつまり雑音のことですが、ほかの人の話し声やカフェのBGM、車の走る音など“自分と関係ない音”がそれです。
「うるさい」と感じるほどではなく、かといってまったく音がないわけではない……常にそのような状態である場所が、カフェなんですね。

話す

話すと気が楽になるという女性が多いそうですがよくわかります。アドバイスはいらん(笑)私は話すよりブログを書くことで気持ちを整理することが多いです。毎日日記を書かれている方もいますね。

息は吸うより吐くことが大事ですが情報もインプットよりアウトプットの方が大事です。

話すことは自分の脳内にある考えを
相手に説明する、という力を自動的に使う
ことになります。
それはひとりで考えている状態とは
違い、おのずと自分自身の考えを
客観視をすることにつながります。
また、話すことで、考えを自分の耳で聴きますので
「オートクライン」という状態が起こり
その内容を再度、検証・分析することになります。
ですので、部屋を整理整とんするように
自分の思いや考えを見直して、気づきが
生まれたり、新たなつながりや洞察が
芽生えることがあるのです。
また、リラックスして考えたり話すことで、
アルファ波が放出され、
さらにアイデアが浮かびやすくなります。

笑う

笑うと免疫力がつくといいます。気分もすっきりしますね。笑う気力もないというときもありますがその時はウィンドウショッピングとかカフェ、銭湯、旅行などで気持ちに余裕もたせてからのほうが良いです。人をあざけり笑うのは厳禁。

私たちが笑うと、免疫のコントロール機能をつかさどっている間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されます。
“笑い”が発端となって作られた”善玉”の神経ペプチドは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着し、NK細胞を活性化します。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。

早起き

朝と夜では脳のベクトルが異なります。早朝の脳はなんか自由な発想がポンポン出てきます。夜は1日社会生活をしてきた後なので理詰めで考えようとします。

だから朝考えたことを記録しておいて夜に見直すと自由すぎてこっぱずかしく、またアラも目立ちます。逆に夜に考えたことを記録して朝に読み返すとひっじょーにありきたりでつまらなく、無難な路線を選んでいる自分に腹が立ちます(笑)

バランスが大事ですが、これからの時代は発想力が必要なので朝の時間をどう使うかがキーになります。

あとは朝のほうが自分に自信がありますね。夜はなぜかあれこれ考えてしまって不安に思ったり余計な心配をしてしまうことがあります。

朝6時前後に起きる朝型に変えたところ、1日のスタートが朝早い時間になり、スタートダッシュを決めたような気分になります。起きてから顔を洗い、コーヒーを入れて、少し落ち着いてもまだ朝6時半とかです。鳥のさえずりが聞こえ、ベランダから朝日が降り注ぐこの早朝の時間帯は、とても晴れやかな気分にもなります。

夜更かしをしていたころと比べ、時間を得をした気分で1日がスタートしますので、その分こころにゆとりが出てきます。そして早朝からその日のうちにやるべきことを一気に集中してダーっとやると午前中には物事が結構進んでいて、気持ちがいいものです。

早起きというバイオリズム的な要因からだけではなく、達成感という点からもモチベーションが高くなり、夜型だったころはモチベーションが保てなかった昼間も、いい感じでモチベーションが持続します。

夜型が1日が追われるところからスタートするのに対して、早起き型は1日をリードした形でスタートでき、それは1日中自分の中に優越感を与えてくれます。これが早起きによって1日のスタートのあり方が変わる最大のメリットです。

旅行

自然がオススメです。特に山。私は予定が詰め込まれすぎるとすぐにストレスになって口元に吹き出物が出てしまう人なので、たまーにですが全ての予定を捨てて1人で山に登っていることがあります(笑)
普段はとってもクールでナイスガイな私ですが、山に登るとなぜかウキウキして鼻歌が出てきます。登山客には子どももいますがとにかくハイテンションですね。山には失った感覚をよみがえらせるといった効果があるように思います。くれぐれも事故には気をつけて。

山井太 氏は数年に1回レベルの、経営者として重要な判断をする時には、キャンプで2~3泊して、自然の中に身を置いてから自分の心が赴くほうを選択するとしています。山井氏曰く「五感を磨いてから決めることこそが正しい選択ではないかと思っている。残念ながら、経営者でキャンプに日常的に出かけている人はあまりいないようだが、私からしたら、とてももったいない話だ。自然の中でビジネスの時間の流れとは違うリズムですごすと気持ちをリフレッシュできるし、人間が本来持つ感覚を取り戻すことができる。」と言っています。

山で3日キャンプをするだけで、問題解決能力が上がり、脳力が強化されるなら、松下幸之助が大自然に溶け込めば億万長者になれる と言うのは本当のようだ! | World U News

お風呂

いつもはシャワーだけですが意識して定期的に銭湯に行くようにしています。汗をかく、そして冷水に入ってまた湯船につかる。この交互浴で気分がすっきりします。ヒートプロテインという免疫細胞が活性化し、また自律神経の調節にも良いと言われています。

寝付きも良くなるし、肩こりや腰痛も緩和されるし、疲れも取れるし、めちゃくちゃリフレッシュ出来るのが銭湯、という塩梅なので、僕は常日頃から「全人類が銭湯に通うべき」くらいに思ってますし、全人類が銭湯に通う事で、

・全員が健康になる事によって医療費が激減
・日々の疲れが取れる事で仕事の生産性が大幅にアップ(日本のGDPが3倍になると思う)
・「幸福指数」みたいなのがだいたい5倍になる
・戦争が全部終わる

みたいな効果が得られるんじゃないかと確信しています。全部カンですけど。たぶんそうなるんじゃないかな。
そして、これら最高の効果を得られる入浴法が交互浴なのダ!

↑他の引用と比べて雑ですが自分の言葉で語っていてとても面白い記事です。

音楽

音楽療法なんてのもあるくらい脳に良いです。クラシックは特にオススメです。
歌うのも良いですね。カラオケも良いですが上級者は音楽を入れたスマホを片手にスタジオを借り、前面ガラスばりの部屋で2時間も騒ぐと何かが覚醒します。ほとんどのスタジオには空いてる部屋を格安で貸し出す「個人練習」というプランがあって値段はカラオケとほとんど変わりません。

音楽が持つそのような力は、脳科学的に裏付けられている。自分の好きな音楽を聴いているときの脳においては、生きるうえで大切な「歓び」を表す回路、報酬系が活性化しているのだ。

音楽を聴くだけで、食べものや飲みもののような、生きるうえで必要なものを摂取したときのような脳活動が起こる。これは凄いことだと思う。

報酬系の神経伝達物質であるドーパミンは、前頭葉に向かって投射されているため、前頭葉を活性化させる作用がある。そして、前頭葉は脳全体の「司令塔」でもあるため、結果として脳全体の回路が活発になる。

音楽が、脳の活動を支える「インフラ」となりうることを知っている人は、たとえば仕事のBGMとして、音楽をうまく使っている。

宮崎駿さんが、映画『崖の上のポニョ』の制作に取り組んでいらしたとき、ずっとワグナーの『ワルキューレ』の音楽をかけている様子が、テレビ番組で紹介されたことがある。クリエーターが、お気に入りの音楽をかけることで、インスパイアされる。そのようなことが確かにある。

読書

自分の考えることなんて毎日同じようなものなので、別の人の考え方を学ぶことで頭の中を切り替えることができます。
特に古典は良いよ。今流行ってるゲームやアニメも古典からキャラクターやストーリーのヒントを得ている例が山ほどあります。
中には「歴史書を読むと歴史が悲惨すぎて今の自分の悩みがちっぽけだとわかる。」という人すらいます。

過去の名作を読むことで現代人が忘れかけている感覚を身に付けることができます。
古典作品を読むことは、あらゆる読書のなかで最も効果的な方法の1つです。
時代を超えて読まれてきた思想や考え方を数百円〜数千円という安価で触れることができるのは、読書だけです。

おわりに

これ一つだけやれば良いというものはなく、バランス良く取り入れるのが良いと感じています。たとえば「運動が続けられない」ということがありますがそれは運動ができないのではなくて他に取り入れる要素が別にあるからです。またどんなに好きなことでも同じことばかりしていると逆効果です。私はカフェが好きだからとずっといたら頭がボーッとしてきました。

栄養はバランスが大事なように今自分に何が足りないのかわかると困った時の対処の仕方も楽です。

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