疲労のメカニズムと回復方法やら予防法やら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

今さらですが「dマガジン」というサービスをとりはじめました。

雑誌180誌が月額400円で読めるというサービスですね。

雑誌読み放題サービスには、ほかに楽天マガジンがありますが、読みたい雑誌が多かったのでdマガジンにしました。

その読みたい雑誌とは、「ファミ通」www

うちにはゲーム機はおろかテレビもないのでコンシューマゲームはしばらくやってないのですが、今どうなってるのか流行は押さえておきたい。

ゲームやり出すと10時間20時間かかりますが、情報を仕入れるだけなら1分ですみますからね。

たかがゲーム情報なんですが、今やゲームはインターネット接続が当たり前で、ARやVR、AIがからんできますから、知っておくと使えることはたくさんあります。

ところで、話はそれじゃなくて、生活情報雑誌を読んでいる時に「疲れ」についての記事があったんです。

ほんとうは出所を明示しないといけないんですが、どこだか忘れてしまった。

まあ、小さなブログだから誰も怒らないだろう。杉山愛さんと医学博士の対談記事です。

「疲れの原因」については、知っている人は知っていることですが、記事が面白かったのでまとめてみました。

疲れの原因

最近の研究で、疲労の原因が脳にあることが明らかになりました。

疲労というと体が感じるもののように思いますが、それは脳がそのように感じさせているだけなのだと言います。

疲労物質とされてきた乳酸は、今では疲労物質ではないということが明らかになっています。

筋肉はそれほど疲れません。それより疲れるのは、脳です。

実際の疲労物質は、脳内に溜まった『疲労因子FF(ファティーグ・ファクター)』と呼ばれる物質です。

疲労因子FFは特定の物質を指すのではなく、機能性を持つたんぱく質の総称です。

疲労因子FFはどのようにしてできるのか

重労働をしたりハードなデスクワークをすると脳内でたくさんの酸素が消費されます。

すると、酸素が錆びついてできる『活性酸素』もたくさんできます。

活性酸素は細胞を傷つけます。老化の原因にもなっていると言われる物質です。

傷つけられた細胞は、活動量が低下します。また、老廃物を排出します。

ちょうど膝を擦りむいたときに膿が出るような仕組みです。

この老廃物が『疲労因子FF』です。

疲労因子FFが蓄積すると疲労のサインとなって、「疲れた」と感じるわけですね。

わかりにくいかもしれないので、絵にしました。見てください。


↑たくさん動くと
(誰か絵を描いてくれ!)


↑酸素をたくさん消費する
(イラレ使えないとこれが限界だ!)


↑酸素の一部は悪い活性酸素に変質する
(フォトショも使えない!)


↑活性酸素は脳細胞を傷つける
(スマホで絵を描いてるんだ!)


↑傷ついた脳は膿(FF)を出す
(しかもこの絵は仕事前に書いたんだ!)


↑すると「疲れた」と感じる
(むしろ褒めて欲しい!)

疲労を回復する方法

疲れの原因は脳にあります。その回復方法は1つしかないといいます。

それは「睡眠」です。

人生の3分の1も使っている睡眠を質の高いものにしていきたいですね。

疲労の予防法

疲労を回復する方法は睡眠しかありませんが、予防する方法は他にもあります。

疲労するメカニズムの元をたどれば、重労働やハードなデスクワークが原因です。

つまり、昼間にあまりに負荷の多い労働をしないことが大切なのだということです。

とはいっても、忙しい時にそのようなことばかりもいってられません。

ですから、次にするべき対策としては、重労働によって増える活性酸素を抑制するということです。

活性酸素の抑制する方法はいろいろなものがありますが、読んだ雑誌に紹介されていたのが『イミダペプチド』です。

イミダペプチドは鶏肉(特に胸肉)に多く含まれている物質で、強い抗酸化作用を持っています。

渡り鳥が何千キロもの距離を休まずに飛行できるのは、このイミダペプチドのおかげだと言われています。

おわりに

こんな感じの記事でした。

最近、コンビニでも味付けされた鶏の胸肉が売っていますが、それってこうした情報に敏感な人たちが積極的に買っていくからなんですね。

理由がわからないと「なんで最近鶏肉を売ってんのか?」という事態になってしまいます。

私は鶏肉も好きですが、毎日食べてられないのでサプリも使います。

それで、イミダペプチドは活性酸素を抑制するために必要なのですが、それでも完全に活性酸素を抑制できるわけではなくて、やっぱり疲れる時は疲れるし、脳に老廃物は溜まっていくんです。

それはちょうど、食事をしたらうんちになるように、酸素をとったら活性酸素は出てくるんですよ。どうしても。

だから、それをうまく排出してやる必要があります。

でないとどんどんストレスが溜まっていきます。脳にうんちが溜まっていきます。

私の場合は、それで気分が悪くなって鬱っぽくなることも多いです。

今までの経験で判断する限り、鬱の原因は脳の疲れだと思う。

子どもがトイレットトレーニングをするように、大人もうまくストレスの処理をうまくやらないといけないと思ってます。

ただ、その方法として「遊ぶ」とか「人に頼る」はあまり効果がないと思っています。

なぜなら、うんちを我慢している時にはそんなことしても意味がないからです。

むしろ人に迷惑をかけたり、ストレスで当たってしまったり、不和が起こるだけな気がしますね。

まずは自分で自分のことをしっかりできるようになってからでないと、外に出ても問題を起こしやすくなって余計にストレスになってしまう。こういうのは、子どもでも大人になってからも同じですね。

じゃあストレスをどう処理するかって話なんですが、ここはまだ研究段階なのか、私が無知なのか、詳しくは知りません。

知っているのは、適度な運動をする、朝に太陽の光を浴びる、十分な栄養を摂るなど、当たり前に言われていることです。

あと、今まで私は気持ちが落ち込んで「何もしたくない」状態から戻れなくなることがしょっちゅうあったのですが、これやったらかなり楽になったというのが2つあります。

1、朝風呂または朝サウナ。

ガッて汗かいてザブッと水かぶるともうスッキリ。

科学的には自律神経を整える効果があるので、鬱でヘタってる神経をビシッと引き締めてくれます。寝ぼけた頭もシャキッとして「これならいける」感が出ます。

もう1つは、これです。

ホスファチジルセリンは脳の細胞壁を柔らかくして老廃物を出しやすくする物質です。「効かない」というレビューもたまにあるので人それぞれなのだと思いますが、私はすっごい効きました。

今も非常用に持ってます。鬱っていつくるかわからないから。

ゲームの話から疲労、鬱の話になってしまいましたが、疲労と鬱はつながっていると思います。

私のように、幼少期に特にトラウマがなく良く育ててもらった人の鬱って、けっこうどうでもよいことから起こることが多いのですが、元をたどれば原因は脳の老廃物のような気がしますね。

気分が落ち込んでると何やってもうまくいかないし、判断を間違うから、将来振り返った時に後悔してしまいます。あの時をもう一度っつっても戻って来ません。

それだと人生もったいないから、健康管理をちゃんとしたいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*