チャンスを逃す人にありがちな行動パターン

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買い物が嫌いです。

どのくらい嫌いかというとジェットコースターの次くらいに嫌いです。買い物に行くといろんなものに目移りして疲れてしまうからです。なぜ皆あんなにも楽しそうにショッピングできるのかわかりません。私はウィンドウショッピングは好きですがいざ「買う」となるといろいろ計算してしまう、チャンスを逃すタイプの人です。

自分の行動を振り返って「こうするとチャンスを逃す」ということが見えてきたので記録に残しておこうと思います。

買い物でチャンスを逃しそうになった時の話

あまりに買い物が嫌いなため、一年ほど前にいただいた商品券をつい最近まで放置していました。

しかし、このままでは商品券もただの紙切れです。そこで意を決して買い物に出かけることにしました。

私は新宿区民ですので、池袋の西武へ行きました。「靴が欲しい」と思ったからです。

ビジネスシューズを見ましたが、高すぎでした。そこでランニングシューズを見に行きましたが、やっぱり高い。百貨店だから当たり前ですが、安い量販店の靴との違いがよくわかりません。

さっそく疲れてきました。

このように計算すると疲れるだけで前に進みません。やめたほうがいいです。

靴がダメならカバンにしようと思いました。自転車によく乗るのでリュックかメッセンジャーがいい。そこでLOFTに行きました。

ちょっと見て「お、これいいな」と気持ちが動いたリュックがありました。

この気持ちが動くということが何かを選ぶ時には大切です。チャンスを逃さないためには、心が動いた時にさっと動かなければなりません。

しかし私がしたことはそれとは真逆の行動でした。アマゾンのサイトを開いて値段のチェックをし始めたのです。

アマゾンで調べた後は楽天や価格コム、ヤフオクでも調べました。

目の前にあるチャンスが動かないものだったから良かったものの、もしこれが動くものだったらもうチャンスは過ぎ去っていたと思います。

調べた結果、ネットの方がいくらか安いことがわかりました。私はさらに考えました。

「私が持っているのは商品券だ。ここ以外では使えない。すなわち、よりお得に買うには、まずこの商品券をヤフオクで換金し、そのお金でネットショップの最安値の商品を買うことだ。」

私はLOFTで買うことを辞めて帰ることにしました。エスカレーターで下まで降りてきましたが、ふと、「なんか違う」という考えが頭をよぎりました。

急いで戻って、バッグを買いました。バッグを手に入れたこととタスクが完了したという二重の満足がありました。

よくよく考えてみれば、商品券をヤフオクで売るとして、売り手が見つかるまで最短で1日かかります。売り上げ金が振り込まれ商品を発送するまでにもう1日、そのお金でバッグを買って家に届くまで2日。計4日かかります。4日もあったら他のことができる。

そう考えると、あの場で判断を変えたことでなんとかチャンスを逃さずに済んだ賢い選択だったと思います。あ、また計算してしまった。

おわりに

時にはじっくり考えることも必要です。

ただ、チャンスがいつまでもそこにあるわけではないこと、「チャンスを掴むと次のチャンスがまた訪れる」と言われていることを考えると、気持ちが動いた時にさっそく動けたほうがより多くのチャンスを掴めるだろうと思います。

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