なぜ、どのブログにもカテゴリを分ける機能があるのか

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今まで、反論の記事をいくつか書いてきました。

実はこのブログで一番読まれている記事が「反論」「議論」についての記事なので、あえてそういう記事を増やしてきました。私の体験もあいまって文章に力が入ってしまったためか、比較的読んでいただいています。

これは私が考えていた方向とは違っていました。本当はもっと楽なブログにしたい気持ちがありましたが、反論についてよく読まれているということは、それだけ深い悩みを持っている方が多いということなので、ライトな記事を書くより役に立っているのだろうと思います。

もっと読まれるブログにするためには、記事数を増やすことが第一ですが、もう一つ、同じテーマの記事を一つのカテゴリにまとめることが効果的です。

カテゴリを分ける意味

記事群を一つのカテゴリにまとめると、バラバラだった時より価値が上がります。読者は同じテーマについて探しやすくなり、より深い知識を得ることができるからです。

これはたとえるなら、麻雀で役を作るようなものです。一つ一つの牌をつなげて役を作るように、一つ一つの記事をつなげて一つのテーマを作ると、一つの時より価値が増します。

テーマパークでも、「なんとかランド」「なんとかゾーン」というように分かれています。その方が遊ぶ側にとって楽だからです。これがもしすべてごっちゃになって「マーメイドアラビアンロストリバーミステリアスハーバー」だったらかなり困ります。

デパートもフロアによってテーマが違います。もし婦人服と紳士服、食材、レストラン、本屋、催事場が一つのところにあったら買う方が困るし食べ物の匂いが気になって服を選ぶことに集中できません。

そのように、記事もテーマに沿ってまとめることで読者への利便性と成約率を高めることができます。

まとめる方法は二つあります。カテゴリを作る方法と、ミニサイトを作る方法です。

カテゴリを作る

ブログは様々な記事をどんどん追加していくものなので書いているうちにどこにどんな記事があるのかわからなくなってきます。さらに過去の記事はどんどん目立たないところに追いやられてしまいます。

そのため、同じテーマをまとめたカテゴリを作ります。そうすることで過去記事が目立つようになり、新しい記事と古い記事との相乗効果で読者が「同じテーマの記事をもっと読みたい」という時に記事を探しやすくなります。

どのブログにもカテゴリを作る機能が備わっているので、テーマごとに記事をまとめることができます。

ミニサイトを作る

ミニサイトは、一つのテーマに特化した小さなサイトです。メインで書いているブログでは日々学んだことやシェアしたいことを書きまくっていると方向性が曖昧になりがちですが、メインのブログである程度同じテーマの記事が貯まったらそれをミニサイトとして独立させてしまいます。

こうすると、メイン記事では埋もれていた記事群が一つのサイトの中にまとまることで相乗効果を発揮するようになりますし、読者も「このサイトはこのテーマのサイトだ」と判断がしやすくなり、認識してもらいやすくなります。

「ミニサイト」という言葉はこちらの本が初出ですので載せておきます。

それぞれのカテゴリについてどのくらい記事を書いたら効果が出てくるのか。具体的な数字は誰も知りませんが、いろいろなブログを見ながら、またこのブログを通してわかることは「60記事から100記事」が目安だと思います。なぜなら60記事書いたころからアクセス数が急増する傾向があるからです。

おわりに

テーマがいくつか集まったものが、ブログというメディアです。もっというと、ブログは小さな単位の文章が集まったものだということがわかります。

「。」で区切られる一文が文章の最小単位です。
「。」で区切られたいくつかの文章が集まったものが「段落」です。
「段落」がいくつか集まったものが「見出し」
「見出し」がいくつか集まったものが「記事」
「記事」がいつくか集まったものが「カテゴリ」
「カテゴリ」がいくつか集まったものが「ブログ」です。

ブログはこんな風にしてできているので、「カテゴリ」も読みやすさには欠かせないものなのです。

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