何度も言うが卵は悪くない。これ以上卵を避けるヤツはコレステロールが上がるだろう

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トランプブームなのでタイトルもトランプ語を使ってみました。

卵が血中コレステロール値をあげるのかどうかについてこれまでいろいろな意見が出ていましたが、最近は「コレステロールは上げない」という意見が浸透してきています。

もともと「コレステロールを上げる」という意見は研究の結果でてきたものですが、その研究はウサギを使ったもので、その結果が人間にも当てはまるのかについてははっきりしていませんでした。

それで卵擁護派が「そんならオレらが人を使った実験で卵が悪くないことを証明してやんよ!」と息巻いて実験をしたところ、卵を食べる量とコレステロール増加量は一致しなかった。

「卵は体に悪い」という考え方が世間で一般的だったころにこの実験結果を公表したのがコネチカット大学で、卵擁護派の旗頭として今も卵たちを風評から守っています。(卵が体にいいとたくさん食べられるから卵にとっては都合が悪いのかもしれませんが。)

そのコネチカット大学が卵否定派に追い打ちをかけるような実験結果を公表しました。

以下は健康な人限定の情報となります。心疾患のある方は慎重になるべきことに変わりはありません。

研究結果の概要は、

・HDLコレステロール(善玉コレステロール)の働きが活発になった。

・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)がでっかくなった。

この結果について、コレステロールがデカくなるのは問題のように見えますが、むしろ良いことだそうです。

なぜなら悪さをするのは小さなサイズの悪玉コレステロールだからです。小さいヤツが血管にくっついて血管を詰まらせます。

だからその小さいヤツのサイズが大きくなることで血管にくっつきにくくなるというんですね。

卵はもともと「完全食」という呼び名を冠した健康食品です。

ひよこに必要な栄養源が全部詰まっているのだからもちろんそうです。

その唯一の欠点がコレステロールだったのですが、これで卵が食べやすくなりますね。

参考:1日3個までの卵は脂質代謝に好影響を与える | 医学博士 蒲原聖可ブログ

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