私は食後に必ず眠くなります。
朝食後はさすがに起きたばかりなので眠くなりませんが、昼食後に眠くなって午後の仕事が手につかず、夕食後に眠くなって自分の時間をつぶす、ということを毎日繰り返していました。
↑これすごいわかる
「やばいどうしよう。」という危機感から食後の眠気対策についていろいろと調べました。そして調べたことを自分で試してみたところ、症状が少しずつ改善してきたのでそのことについて書きたいと思います。
食後の眠気退治には血行を良くすることがキモ
結論から言うと、どんな方法を取るとしても眠気対策の根幹は「血行を良くすること」だということです。
食後の眠気の原因は血液が消化に集中するせいで脳にいかなくなることだといわれていますので、「ちょ血液!怠けないで脳にも来なさいよ!」とカツを入れることで解決します。
ちなみに低血糖症でも眠くなりますがその場合は以下の方法では効きませんのでご注意ください。
食後のコーヒーの意味
眠気といえばコーヒー、コーヒーといえば食後、食後といえば眠気。ということで食後のコーヒーは理にかなっています。
ちょっとおしゃれなレストランに行くと、食後にコーヒーか紅茶が出てくることがあります。
私は今までこれをただの口直しだと思っていました。ネットで調べても消化を促進するためのものだと書いてあるんですが、いやいやそれより食後の眠気予防の効果があるじゃないか!ということに最近気づきました。だって実際に食後に一杯飲んでみたら眠くならなかったもの。
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは血行を良くする働きがあります。
さらにカフェインは脳の関所「脳関門」を通ることができます。
脳関門は脳内に毒を通さない関所の役割を果たしているものですが、カフェインなんかがその難所を通れるのは少し不思議な気もしますね。もしかすると脳とカフェインは癒着関係にあるのかもしれません。
ともかくカフェインは国会議員が国会に出席できるように顔パスで脳まで届いてあれこれ影響力をふるうので、血流が少なくなっている脳にカツを入れるにはうってつけです。
コーヒーじゃなくても血流を上げられれば良い
眠気にはコーヒーが良いとは昔から言われていることですが、あまり好きではない人もいます。また飲みすぎると胃がやられたり耐性がついてしまうという話もあります。
眠気を覚ますには血流を良くすればよいので、コーヒーの代わりに血流促進効果のある成分を摂ることで症状の改善が期待できます。多くはサプリメントになっています。
サプリのメインの機能が他にあるので大々的に「眠気予防に!」とは書かれていないことが多いですが、以下のは効きます(個人の感想です)。
イチョウ葉エキス
話題のブレインフードです。記憶力の改善に効果があるといわれています。薬局にいろんな種類がならんでいます。イチョウ葉エキスには脳の血液循環を良くする働きがあるので、アマゾンのレビューにも書いている方がいますが、食後の眠気がなくなります。
牡蠣
ある日の午後、眠くならないばかりかちょっとした興奮状態になるという不思議な現象が自分の体で起こりました。「な、なんだこの力は…」と湧き上がる力に厨二病のようなことを考えていましたが、調べたら昼に食べた牡蠣のおかげだったことがわかりました。
牡蠣には血流促進効果のある亜鉛とタウリンがふくまれています。タウリンは栄養ドリンクに含まれていいるあれですね。牡蠣エキスがドラッグストアに売っていますし、亜鉛単体で摂れる商品もあります。
高麗人参
体をあっため、冷え込んで鬱っぽい心もあっためる、昔からある生薬です。
私が歴史について調べていたときに「徳川家康が高麗人参を煎じて飲んでいた」ということを知ってためしにサプリメントを買ってみました。飲んだら心臓の動きがちょっと早くなってびっくりしました。
眠気に効果があるし、血流が良くなることでついでに肩こりも改善しました。今まで肩を回すとゴリゴリ音がするほどで「俺はデスクワークだし肩こりはもう治んないよ」とあきらめモードでしたがけっこう簡単に良くなりました。
アマゾンのレビューを見ると女性の方の利用が多く、というのも更年期障害に効果があるようです。
近所の薬局には真っ赤なカバーの「紅参ドリンク」が山積みにされていて、寒い季節によく売れていることがわかります。ちなみに、高麗人参=紅参(こうじん)=朝鮮人参です。
おわりに
他にも血流を増加させる食品やサプリメントは数多く存在します。その多くが滋養強壮をうたうもので、このまま話をしているとどんどん下ネタになってしまうので今日はこのへんでおしまいにしたいとおもいます。
効果には個人差があるので自分に合ったものを探してみてください。
眠い時間が少ないと一日が長くなったような気がします。